ママを亡くした男の子 ゴリラが現れて、 そっと寄り添います。 「ママは　どこにいったの？」 「どうして　ママはしんだの？」 「いつになったら　かなしくなくなるの？」 男の子の問いかけに、 ゴリラは一つひとつ、 答えていきます。 大切なひとを失う深い悲しみ。 それを丸ごと、 大きな腕で抱きしめる絵本です。 （カバー裏より引用） ゴリラの腕の深い紫に近い青色に 心惹かれます。 線のない優しいタッチの絵にも 癒されます。 ジャッキー・アズーア・クレイマー　文 シンディ・ダービー　絵 落合恵子　訳 クレヨンハウス サイズ：22×28

湯本果樹実　ぶん 酒井駒子　え 河出書房新社 サイズ：19×24

大好きな作家さん「おこだでませんように」「ぼくはなきました」・・の くすのきしげのりさんの言葉より 私は、この作品で「life（ライフ）」を訪れる人たちを通して、それぞれの「人生」の一コマと、この町の人たちのつながりを書こうと思いました。 とありました。 優しいタッチの絵が包みこんでくれます。 私は、ひとりになって何もする気になれないおばあさんが最後は上を向いて笑っている姿が印象に残りました… 子どもも自立した今だから、感じるものが多いのかもしれません。 そして、人とのつながりも… 人によって色んな感じ方がある絵本だと思います。 Life ライフ 作＝くすのき　しげのり 絵＝松本　春野 瑞雲舎 サイズ：23×19

中の一文より 何年も何年も幸せだったふたり とうとうひとり 私の心はずたずた . . 深い悲しみにただただ寄り添って 一緒に深い悲しみや寂しさを 共に感じてくれる友のよう…な 絵本です… M.B.ゴフスタイン　画 谷川俊太郎　訳 現代企画室 サイズ:24×16